2024年9月5日、シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社(SDH)が、株式会社サイバーコアと、画像解析AIによる図書館蔵書管理システム「KoKoBo(ココボ)システム」を共同開発したと発表しました。
発表によると、「KoKoBoシステム」は、画像解析AIによって本の背表紙の画像を読み込み、データベースと照合して資料の有無を確認するクラウドシステムで、蔵書点検の効率化に資することが期待されるとしています。9月7日から、SDHが受託運営する複合施設「平泉町学習交流施設エピカ」内の平泉町立図書館(岩手県)において同システムを搭載したDX業務ロボットを導入したとあります。
画像解析AIによる図書館蔵書管理システム「KoKoBo(ココボ)システム」を開発~株式会社サイバーコアと共同開発。本システムの特許を出願~(シダックス, 2024/9/5)
https://www.shidax.co.jp/corporate/press-release/2024/090501/
参考:
鹿児島市立天文館図書館、画像解析AIを用いた蔵書点検・セルフ貸出システムを導入 [2022年06月24日]
https://current.ndl.go.jp/car/46386
京セラコミュニケーションシステム株式会社、“SHELF EYE”の提供を開始:本の背表紙画像をAIで解析する蔵書点検サポートサービス [2021年02月26日]
https://current.ndl.go.jp/car/43381
E2379 – AI蔵書点検サポートサービス実証実験の成果と課題
カレントアウェアネス-E No.412 2021.05.13
https://current.ndl.go.jp/e2379