2024年6月22日、第29回史料保存利用問題シンポジウム「裁判記録の現状と課題―保存と公開体制の確立を―」が、一橋大学(東京都国立市)での会場参集とオンライン配信で開催されます。主催は、日本歴史学協会、日本学術会議史学委員会、日本学術会議史学委員会アーカイブズと社会に関する分科会です。
参加費は無料で、オンライン参加者は事前申込みが必要です。会場来場者は事前申込みが不要です。
主なプログラムは以下のとおりです。
●報告
「紙と命―少年事件記録の廃棄問題―」
霍見真一郎氏(神戸新聞編集局報道部デスク兼論説委員兼編集委員)
「司法資料の保存と利活用に関する海外の状況」
湯上良氏(昭和女子大学大学院准教授)
「国立公文書館における民事判決原本等の受入れについて」
梅原康嗣氏(国立公文書館業務課長)
「まとめと課題」
高埜利彦氏(元日本学術会議会員 学習院大学名誉教授)
●パネルディスカッション
パネリスト:霍見真一郎氏、湯上良氏、梅原康嗣氏、高埜利彦氏
司会:大友一雄氏(日本歴史学協会国立公文書館特別委員会委員長)、佐藤孝之氏(日本歴史学協会史料保存利用特別委員会委員長)
●コメント
香室結美氏(日本学術会議連携会員 熊本大学特任助教)
公開シンポジウム 第29回史料保存利用問題シンポジウム「裁判記録の現状と課題―保存と公開体制の確立を―」(日本学術会議)
https://www.scj.go.jp/ja/event/2024/364-s-0622.html
https://www.scj.go.jp/ja/event/pdf4/364-s-0622.pdf
※二つ目のURLはチラシです。[PDF:159KB]
参考:
E2622 – シンポジウム「コロナ感染症をめぐる記録と記憶」<報告>
カレントアウェアネス-E No.462 2023.08.24
https://current.ndl.go.jp/e2622