2024年10月29日から31日まで、独立行政法人国立美術館国立アートリサーチセンターと独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所保存科学研究センターが、「文化財保存修復に関するワークショップ―写真の識別と保存について―」を東京文化財研究所(東京都台東区)において開催します。
フランスから写真保存修復専門家のゲノラ・フュリック(Gwenola Furic)氏を招へいし、保存の観点から見た写真の特徴に着目して講義と実習を行います(逐次通訳付き)。写真コレクションの管理や保存に関わる人々に多様な写真技法や材料への理解を深め、写真の識別方法、劣化診断と保存について学ぶことを目的とするとあります。
全日参加で、参加費無料、事前申込みが必要です。定員は24人ですが、希望者多数の場合は、講義は90人、実習は24人とし、応募書類を基に選考を行うとあります。
文化財保存修復に関するワークショップ-写真の識別と保存について-(国立アートリサーチセンター)
https://ncar.artmuseums.go.jp/events/collections/conservation/workshoplecture/post2024-1230.html
文化財保存修復に関するワークショップ-写真の識別と保存について-(東京文化財研究所)
https://www.tobunken.go.jp/info/event/2024/1029-1031/index.html
参考:
E2687 – 第34回保存フォーラム:フィルムと写真<報告>
カレントアウェアネス-E No.477 2024.04.11
https://current.ndl.go.jp/e2687