2024年6月15日と6月16日に、2024年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会が、東京都写真美術館(東京都目黒区)における会場参加とオンラインにより開催されます。
2日目の学会総会(会員限定)を除き、会員・非会員問わず誰でも参加できます。参加費は、会員・賛助会員は1,000円(5月31日まで。6月1日以降は1,500円)、非会員(一般・団体購読会員)は2,500円(5月31日まで。6月1日以降は3,000円)ですが、学生は会員・非会員ともに無料です。参加に当たっては事前の申込みが必要です。
主なプログラムは以下のとおりです。
【6月15日】
●シンポジウム「写真文化の継承と資料・記録の保存活用」
・開会挨拶
田良島哲氏(アート・ドキュメンテーション学会会長)
・講演
吉田成氏(東京工芸大学名誉教授)
日本写真家協会 日本写真保存センター(調整中)
井上聡氏(東京大学史料編纂所・画像史料解析センター(兼任)准教授)
桑田恵里氏(東京大学史料編纂所・史料保存技術室(写真担当)技術職員)
・パネルディスカッション・質疑応答
●第18回野上紘子記念アート・ドキュメンテーション学会賞・奨励賞授賞式
【6月16日】
●学会総会(会員限定)
●研究発表会
・発表1「収蔵品の利活用に向けた3Dデータ公開─3D Digital Archive Project」
福井久美子氏(東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京)、小林愛恵氏(東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京)、瀬賀未久氏(株式会社gluon)
・発表2「平沢貞通─4つの雅号をもつ画家の矜持」
矢部恵子氏(京都芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻)
・発表3「おしゃべり源氏物語─生成AIを用いた博物館ガイドの開発と実運用からの学び」
矢野浩二朗氏(大阪工業大学情報科学部)、横山恵理氏(大阪工業大学情報科学部)
・発表4「民間小劇場におけるアーカイブ構築の意義」
新里直之氏(京都芸術大学舞台芸術研究センター)
・発表5「マルチモーダル型データベースによる複雑化した収蔵品管理情報の統合手法──秩父宮記念スポーツ博物館を事例に」
赤間亮氏(立命館大学アート・リサーチセンター)、新名佐知子氏(秩父宮記念スポーツ博物館)、村上佳奈子氏(秩父宮記念スポーツ博物館)
●活動紹介
・発表1「京都国立近代美術館情報資料室について」
松本圭子氏(京都国立近代美術館)
・発表2「ポーラ文化研究所の活動(仮)」
富澤洋子氏(ポーラ文化研究所)
・発表3「JADS Archives and Archival Methods SIG(学会アーカイブ SIG)の活動─2023年度」
阿児雄之氏(東京国立博物館)
●動向紹介「AIと著作権の状況整理」
井上奈智氏(上田女子短期大学専任講師)
●閉会挨拶
本間友氏(アート・ドキュメンテーション学会幹事長)
アート・ドキュメンテーション学会 第35回(2024)年次大会(6/15-16)開催のお知らせ(JADS)
http://www.jads.org/news/2024/20240615-16.html
参考:
【イベント】2023年度アート・ドキュメンテーション学会年次大会(6/17-18・秋田、オンライン) [2023年05月11日]
https://current.ndl.go.jp/car/181400