2023年10月1日から7日まで、米国で「禁書週間」(Banned Books Week)が行われています。
「禁書週間」は例年9月後半に行われる、読書や情報アクセスの自由をテーマとしたイベントで、米国図書館協会(ALA)を始めとする団体の連合が支援しています。書店、図書館で禁書の申立てが急増したことを受けて1982年に開始されたもので、図書館員、書店、出版社、ジャーナリスト、教師、読者など、本に関わる全ての人々が集まり、表現の自由、知る自由を支援するとしています。
2023年のテーマは、“Let Freedom Read!”(「『自由』に読ませよう!」)です。
Banned Books Week (October 1-7, 2023)(Banned & Challenged Books)
https://www.ala.org/advocacy/bbooks/banned
Banned Books Week
https://bannedbooksweek.org/
About(Banned Books Week)
https://bannedbooksweek.org/about/
参考:
米国図書館協会(ALA)、2023年の閲覧制限の申立て(book challenge)に関する暫定データを公開:公共図書館における申立てが急増 [2023年09月26日]
https://current.ndl.go.jp/car/193423
米国で2022年の禁書週間が始まる(9/18-24):テーマは“Books Unite Us. Censorship Divides Us” [2022年09月21日]
https://current.ndl.go.jp/car/46855
CA2029 – 米国の図書館における検閲に関する動向 / 小南理恵
カレントアウェアネス No.354 2022年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca2029