2022年9月18日から24日まで、米国で今年の「禁書週間」(Banned Books Week)が行われます。
「禁書週間」は例年9月後半に行われる、読書や情報アクセスの自由をテーマとしたイベントです。学校、書店、図書館で禁書の申し立てが急増したことを受けて1982年に開始されたもので、図書館員、書店、出版社、ジャーナリスト、教師、読者など、本に関わる全ての人々を集結し、アイデアを求めて表現する自由を共有・サポートするとしています。
2022年のテーマは、“Books Unite Us. Censorship Divides Us”(「本は我らを団結させ、検閲は我らを分断する」)です。
Banned Books Week (September 18-24, 2022)(ALA)
https://www.ala.org/advocacy/bbooks/banned
Banned Books Week
https://bannedbooksweek.org/
参考:
米国図書館協会(ALA)、米国図書館界の概況についての報告書(2022年版)および「2021年に最も批判を受けた図書」を公表
Posted 2022年4月12日
https://current.ndl.go.jp/node/45973
米国の学校図書館で静かに本が撤去されている(記事紹介)
Posted 2022年4月5日
https://current.ndl.go.jp/node/45936
LIS Newsが選ぶ2021年の図書館・図書館情報学関連の10大ニュース(米国)
Posted 2022年1月4日
https://current.ndl.go.jp/node/45423
米国図書館協会(ALA)、「2010年代に最も禁書とされ批判を受けた図書100タイトル」を発表
Posted 2020年10月6日
https://current.ndl.go.jp/node/42190
米国で2015年の「禁書週間」が始まる(9/27-10/3)
Posted 2015年9月28日
https://current.ndl.go.jp/node/29519