米国図書館協会(ALA)、シカゴ地域の図書館に対する脅迫を非難する声明を発表

2023年9月14日、米国図書館協会(ALA)理事会が、シカゴ地域の公共図書館に対する脅迫を非難する声明を発表しました。

声明は、最近のシカゴ地域の公共図書館に対する爆破予告を含む、全米の図書館で増加している暴力、暴力の脅し、その他の脅迫行為を激しく非難するとしています。そして、読む自由は憲法で保護された権利であり、何を読むかは読者本人に、子どもの場合はその保護者に委ねられるべきであるとしています。

シカゴの地元紙等によると、同日にシカゴ市の公共図書館とイリノイ州の他の図書館が爆破予告を受け、シカゴ公共図書館全館を含む多くの図書館が閉鎖されました。爆破予告は、全米で広がりを見せる禁書を巡る衝突の一環であるとされています。

ALA condemns threats of violence to Chicago-area libraries(ALA, 2023/9/14)
https://www.ala.org/news/press-releases/2023/09/ala-condemns-threats-violence-chicago-area-libraries

Library bomb threats prompt closings citywide, special police attention(Chicago Sun Times, 2023/9/14)
https://chicago.suntimes.com/2023/9/14/23873996/libraries-closed-chicago-emergency

参考:
米国図書館協会(ALA)、LGBTQIA+の図書館職員への差別を非難する声明を発表 [2023年09月01日]
https://current.ndl.go.jp/car/192070

米・イリノイ州、禁書を禁じる法律が成立:州として初 [2023年06月16日]
https://current.ndl.go.jp/car/183630

米国図書館協会(ALA)、図書館における暴力の脅威を非難する声明を発表 [2022年06月27日]
https://current.ndl.go.jp/car/46391

米国図書館協会(ALA)、図書館に対する脅迫を非難する声明を発表 [2023年04月14日]
https://current.ndl.go.jp/car/180269

CA2029 – 米国の図書館における検閲に関する動向 / 小南理恵
カレントアウェアネス No.354 2022年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca2029