2023年8月8日、米国図書館協会(ALA)が、LGBTQIA+の図書館職員への差別を非難する声明を発表しました。LGBTQIA+の図書館職員を支持するとし、公平性と包摂性への取組を再確認しています。
性的指向、ジェンダーアイデンティティ等に基づく図書館職員に対する差別は、図書館職員の基本的権利を侵害し、図書館が重視してきた包摂性や知的自由の原則に矛盾するとしています。また、LGBTQIA+の図書館職員は、多様な視点を促進し全ての利用者が情報に公平にアクセスできるようにする上で重要な役割を果たしているとし、そうした職員への差別を非難しています。
発表の中では、LGBTQIA+の図書館職員を守るためのALAの取組も紹介されています。
ALA upholds its support for LGBTQIA+ library workers and reaffirms its commitment to equity and inclusivity(ALA, 2023/8/8)
https://www.ala.org/news/press-releases/2023/08/ala-upholds-its-support-lgbtqia-library-workers-and-reaffirms-its-commitment