図書館問題研究会、アピール「非正規雇用の図書館職員の待遇改善を求めます」を採択

2023年8月14日、図書館問題研究会(図問研)が、アピール「非正規雇用の図書館職員の待遇改善を求めます」(7月10日付)を採択したと発表しました。

アピールでは、公務・民間に関係なく様々な館種で働く非正規職員が経験を積み重ね、専門性を磨くことができるよう、非正規職員の待遇改善を早急に求めるとして、(1)経験に応じた昇任昇格と専門的労働に相応しい賃金、(2)休暇等正規職員と同等の保障、(3)継続的な人材育成のための有期雇用職員の無期転換を求めると述べられています。

非正規雇用の図書館職員の待遇改善を求めます(図問研, 2023/8/14)
https://tomonken.org/blog/2023/08/14/post-3134/

非正規雇用の図書館職員の待遇改善を求めます(図問研, 2023/8/14)
https://tomonken.org/statement/230810-2/

参考:
図書館問題研究会、アピール「図書館法を改正して公立図書館に司書の必置を求めます」をウェブサイトに掲載 [2022年08月02日]
https://current.ndl.go.jp/car/46588

図書館問題研究会、「司書を会計年度任用職員として任用」と条例・規則に明記することに反対するアピールをウェブサイトに掲載 [2021年5月10日]
https://current.ndl.go.jp/car/43942

図書館問題研究会、文部科学省、総務省及び地方六団体に対し「地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う図書館職員の任用について(要望)」を提出 [2019年2月8日]
https://current.ndl.go.jp/car/37553

E2570 – 博物館・公民館と課題共有:非正規雇用職員セミナー<報告>
カレントアウェアネス-E No.450 2023.01.19
https://current.ndl.go.jp/e2570