北海道図書館振興協議会、調査研究報告書『資料を護り、未来の利用者へ残すために』を刊行

2023年4月5日、北海道立図書館が、北海道図書館振興協議会(事務局:北海道立図書館総務企画部企画支援課)による報告書『資料を護り、未来の利用者へ残すために』の刊行を発表しました。

同協議会の令和3・4年度調査研究事業「資料の共同保存と除籍」についての報告書であり、
各館の方針によって選書・収集された資料を「共同保存」すること、また、書架・書庫スペース確保等のために行う除籍の指標について考えるとしています。

多摩デポジット・ライブラリー、あいちラストワン・プロジェクト、滋賀県立図書館、京都府内、北海道北見地域図書館の共同保存の取り組み事例の紹介のほか、北海道内の道内図書館(室)資料保存の現状についてのアンケート調査結果が収録されています。

新着情報一覧(北海道立図書館)
https://www.library.pref.hokkaido.jp/web/news/news.html
※2023年4月5日欄に「調査研究報告書『資料を護り、未来の利用者へ残すために』を発行しました」とあります。

調査研究報告書『資料を護り、未来の利用者へ残すために』を発行しました(北海道立図書館, 2023/4/5)
https://www.library.pref.hokkaido.jp/web/news/objnje00000008du.html

資料を護り、未来の利用者へ残すために [PDF : 2.12MB]
https://www.library.pref.hokkaido.jp/web/relation/qji1ds0000000ey5-att/n8peqp0000000a4s.pdf

参考:
北海道図書館振興協議会、調査研究報告書『多様化の時代に対応できる図書館を目指して』を刊行 [2021年03月31日]
https://current.ndl.go.jp/car/43700

E2310 – 公立図書館における蔵書構成・管理に関する報告書について
カレントアウェアネス-E No.400 2020.10.15
https://current.ndl.go.jp/e2310

E1824 – 多摩デポとカーリルの共同研究成果:TAMALASの公開
カレントアウェアネス-E No.308 2016.07.28
https://current.ndl.go.jp/e1824

CA1734 – 研究文献レビュー:蔵書構成 / 安井一徳
カレントアウェアネス No.306 2010年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1734

CA861 – 共同保存利用の可能性を探る:保存フォーラム報告 / 企画課
カレントアウェアネス No.162 1993.02.20
https://current.ndl.go.jp/ca861