2021年3月31日、北海道立図書館は、北海道図書館振興協議会(事務局:北海道立図書館総務企画部企画支援課)による報告書『多様化の時代に対応できる図書館を目指して』の刊行を発表しています。
同協議会による令和元・2年度調査研究事業「図書館の管理・運営」の報告書であり、各地方公共団体が抱える様々な固有の課題について、制約がありながらも解決しようと工夫した道内市町村立図書館(室)の事業や運営の実態を紹介するものです。
特徴的な実践事例として、市立留萌図書館の学校教育支援、札幌市図書・情報館のビジネス支援、苫小牧市立中央図書館の医療健康支援、新ひだか町図書館のまちづくり支援、滝上町図書館によるコミュニティのきずなを取り戻す取組、由仁町ゆめっく館による郷土への関心を高めるための取組、斜里町立図書館の子ども司書講座、東川町複合交流施設せんとぴゅあIIによる複合施設をいかした取組、芽室町図書館による議会支援が取り上げられています。
新着情報一覧(北海道立図書館)
https://www.library.pref.hokkaido.jp/web/news/news.html
※2021年3月31日欄に「調査研究報告書『多様化の時代に対応できる図書館を目指して』を発行しました」とあります。
調査研究報告書『多様化の時代に対応できる図書館を目指して』を発行しました(北海道立図書館)
https://www.library.pref.hokkaido.jp/web/news/objnje00000008du.html
北海道図書館振興協議会
https://www.library.pref.hokkaido.jp/web/relation/copy_of_index.html
※刊行物の項目に報告書のPDFファイルが章単位に分割して掲載されています。
参考:
北海道図書館振興協議会、報告書『いま、公立図書館に求められる学校支援とは ~アンケートから見えてくるもの、実践事例に学ぶこと~』を刊行
Posted 2019年3月6日
https://current.ndl.go.jp/node/37728
E1918 – 北海道の図書館の高齢者・障がい者サービス調査研究
カレントアウェアネス-E No.326 2017.06.08
https://current.ndl.go.jp/e1918
CA1953 – 「常識のカバーをはずそう」~札幌市図書・情報館が変えたこと、変えなかったこと~ / 淺野隆夫
カレントアウェアネス No.340 2019年6月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1953