科学技術振興機構(JST)アジア・太平洋総合研究センター、調査報告書「論文データベース分析で見るアジア・太平洋地域の研究開発」を公開

2023年2月1日、科学技術振興機構(JST)アジア・太平洋総合研究センターが、調査報告書「論文データベース分析で見るアジア・太平洋地域の研究開発」を公開したことを、同センターが運営するポータルサイト“Science Portal Asia Pacific”で発表しました。

発表によると、アジア・太平洋の諸国・地域との科学技術協力に資する基礎情報として、Scopusから取得した自然科学系論文情報から各国・地域の情勢を収集し、動向を報告している資料です。中国の過去10年間における科学技術力の伸長、その他の国・地域の成長、調査対象地域での日本の共著者率低下等が指摘されています。

【基礎調査】『論文データベース分析で見るアジア・太平洋地域の研究開発』(Science Portal Asia Pacific, 2023/2/1)
https://spap.jst.go.jp/other_asia/experience/2023/topic_et_10.html

参考:
科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、報告書「COVID-19研究に関する国際共著状況:2020年4月末時点のデータを用いた分析」を公開 [2020年07月03日]
https://current.ndl.go.jp/car/41424

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、調査資料「論文の引用・共著関係からみる我が国の研究活動の国際展開に関する分析」を公開 [2019年11月25日]
https://current.ndl.go.jp/car/39583

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、報告書「ジャーナルに注目した主要国の論文発表の特徴―オープンアクセス、出版国、使用言語の分析」を公開 [2016年10月07日]
https://current.ndl.go.jp/car/32691