2023年1月15日、米国における図書館のための政治活動委員会EveryLibraryの関連組織であるEveryLibrary Instituteが、レポート“POLICY BRIEF: Opposing Attempts to Criminalize Librarianship through State Obscenity Laws”を公開したと発表しました。
わいせつ物の取り締まりに関する州法での、図書館・教育に関連する条項についてのレポートです。発表によると、図書館関係機関が法律を把握し、不必要な州法の変更に反対するための準備を支援するために作成されました。
青少年に有害なものを取り締まる法律における図書館や教育関係者の例外の概要、2021年から2022年にかけての州法の変化、アドヴォカシーのための推奨事項、EveryLibraryとEveryLibrary Instituteからの支援等がまとめられています。
レポートは、EveryLibrary Instituteのウェブサイト上で無料公開されていますが、閲覧には氏名・メールアドレス等の登録が必要です。
POLICY BRIEF: Opposing Attempts to Criminalize Librarianship through State Obscenity Laws(EveryLibrary Institute, 2023/1/15)
https://www.everylibraryinstitute.org/opposing_attempts_policy_brief_2023
参考:
米・EveryLibrary、各州のわいせつ物規制法における図書館・教育・博物館関連の条項に関する情報をまとめたページを公開[2023年01月25日]
https://current.ndl.go.jp/car/171359
米・EveryLibrary Institute、学校図書館向けデータベースの調達に関する法案のモデルを公開[2022年12月23日]
https://current.ndl.go.jp/car/168752
米・EveryLibrary Institute、学校図書館向けデータベースの契約を規制しようとする立法の動きに関する報告書を公開[2022年11月04日]
https://current.ndl.go.jp/car/47109