2022年12月21日、国立国会図書館（NDL）は、「個人向けデジタル化資料送信サービス」（個人送信）に、2023年1月18日から印刷機能を追加する予定であると発表しました。
個人送信は、「国立国会図書館デジタルコレクション」で提供する資料の内、絶版等の理由で入手困難であることが確認された資料を、利用者自身の端末を用いてインターネット経由で閲覧できるサービスです。
2022年5月のサービス開始以降、閲覧のみが可能でしたが、2023年1月18日からは印刷も可能になります。国立国会図書館デジタルコレクションにログインした状態で、個人送信対象資料の画面にアクセスすると、印刷ボタンが表示されるようになります。
個人向けデジタル化資料送信サービスに印刷機能が加わります（令和5年1月18日開始予定）（NDL, 2022/12/21）
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2022/221221_02.html
参考：
国立国会図書館、「個人向けデジタル化資料送信サービス」を開始 2022-05-19
https://current.ndl.go.jp/car/46157
国立国会図書館、「国立国会図書館のデジタル化資料の個人送信に関する合意文書」を公表 2021-12-22
https://current.ndl.go.jp/car/45372
E2529 – 個人向けデジタル化資料送信サービスの開始
カレントアウェアネス-E No.441 2022.08.18
https://current.ndl.go.jp/e2529
E2412 – 令和3年著作権法改正：図書館関係の権利制限規定の見直し
カレントアウェアネス-E No.418 2021.08.19
https://current.ndl.go.jp/e2412
