2022年5月19日、国立国会図書館(NDL)は、「個人向けデジタル化資料送信サービス」を開始しました。
「国立国会図書館デジタルコレクション」で提供する資料の内、絶版等の理由で入手困難であることが確認された資料約152万点(2022年5月時点)について、利用者自身の端末を用いてインターネット経由で閲覧できるサービスです。
1968年までに受け入れた図書約55万点や、明治期以降発行された雑誌で刊行後5年以上経過し、商業出版されていないもの約82万点等が含まれています。今後デジタル化を行う資料についても、手続きを経たうえで追加する予定です。
日本国内に居住している「登録利用者(本登録)」がサービスを利用でき、同日からインターネット上での「登録利用者(本登録)」の登録手続が可能になっています。
「個人向けデジタル化資料送信サービス」の開始について(付・プレスリリース)(NDL, 2022/5/19)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2022/220519_01.html
https://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2022/__icsFiles/afieldfile/2022/05/16/pr220519_01.pdf
※2つ目のリンクはプレスリリース[PDF:357KB]です。
個人向けデジタル化資料送信サービス(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/use/digital_transmission/individuals_index.html
図書館向けデジタル化資料送信サービス(図書館送信)に係る除外手続(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/preservation/digitization/distribution.html
国立国会図書館の利用者登録(個人)について:本登録(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/registration/individuals_official.html
参考:
国立国会図書館、「個人向けデジタル化資料送信サービス」を5月19日から開始予定
Posted 2022年2月1日
https://current.ndl.go.jp/node/45578
国立国会図書館、「国立国会図書館のデジタル化資料の個人送信に関する合意文書」を公表
Posted 2021年12月22日
https://current.ndl.go.jp/node/45372
E2412 – 令和3年著作権法改正:図書館関係の権利制限規定の見直し
カレントアウェアネス-E No.418 2021.08.19
https://current.ndl.go.jp/e2412