【イベント】国立国会図書館(NDL)第33回保存フォーラム「洋古書の保存と取扱い―革装本を中心に―」(12/14-1/17・オンライン)

2022年12月14日から2023年1月17日まで、国立国会図書館(NDL)は、参加登録者限定のオンライン動画配信により、第33回保存フォーラム「洋古書の保存と取扱い―革装本を中心に―」を開催します。

洋古書と称される西洋の古典籍資料について、修復の専門家からの報告、洋古書の保存と活用に取組む機関からの事例報告により、洋古書の保存と取扱いに関する理解を深めることを目的としています。

参加費は無料で、図書館員等の資料保存に関心のある人ならだれでも参加できます。参加者は期間中いつでも配信動画を視聴できます。

内容は以下の通りです。

・報告1「ケンブリッジ大学の貴重書・コレクション資料の保存と修復について」
松丸美都氏(ケンブリッジ大学ブック・アンド・マニュスクリプト・コンサバター)

・報告2「日本大学図書館法学部分館における革装本の調査と保存」
岡本幸治氏(製本家・書籍修復家)

・報告3「慶應義塾図書館における洋古書の保存と活用」
倉持隆氏(慶應義塾大学三田メディアセンター課長(選書・スペシャルコレクション担当))

第33回保存フォーラムの開催について(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/event/events/preservationforum33.html

参考:
E2482 – 第32回保存フォーラム:図書館における資料防災<報告>
カレントアウェアネス-E No.432 2022.03.24
https://current.ndl.go.jp/e2482

E1846 – 西洋古典資料の保存に関する拠点およびネットワーク形成事業
カレントアウェアネス-E No.312 2016.10.06
https://current.ndl.go.jp/e1846