2022年10月12日、国立大学図書館協会の主催により、セミナー「災害と図書館」がオンラインで開催されます。
地震・水害からの復興過程とそこから得られた教訓等を共有することにより、各館で行われている防災訓練の内容の向上や危機管理マニュアルの更新につなげ、より安全・安心に利用できる図書館となるための一助とすることを目的とするとあります。
対象は国立大学図書館協会会員館の教職員のほか、本テーマに関心のある人は誰でも参加可能とあります。参加費は無料ですが事前の申し込み(先着順、最大接続可能数1,000)が必要です。
主なプログラムは以下の通りです。
・開会挨拶
棚橋健治氏(広島大学図書館長)
・本セミナーの趣旨、アンケート調査結果概要
村上健治氏(広島大学図書館部長)
・「(仮題)東北大学附属図書館における地震対応」
半澤智絵氏(東北大学附属図書館情報サービス課長)
・「(仮題)文化財の防災を考える-西日本豪雨の経験から」
今津勝紀氏(岡山大学教授/岡山史料ネット)
なお、本セミナーは「国立大学図書館協会ビジョン2025」の行動計画に沿って開催されるとあります。
お知らせ(国立大学図書館協会)
https://www.janul.jp/ja/news
※2022年8月9日付でお知らせ欄に「国立大学図書館協会セミナー「災害と図書館」」とあります。
国立大学図書館協会セミナー「災害と図書館」開催のご案内(国立大学図書館協会)
https://www.janul.jp/ja/news/20220809
参考:
東北大学附属図書館、「東北大学附属図書館における福島県沖地震(2022年)対応記録」を公開
Posted 2022年4月8日
https://current.ndl.go.jp/node/45958
E2208 – 令和元年台風第15号・第19号等による図書館等への影響
カレントアウェアネス-E No.382 2019.12.19
https://current.ndl.go.jp/e2208
E2482 – 第32回保存フォーラム:図書館における資料防災<報告>
カレントアウェアネス-E No.432 2022.03.24
https://current.ndl.go.jp/e2482
熊谷慎一郎. 東日本大震災と図書館. カレントアウェアネス. 2021, (350), CA2012, p. 20-26
https://current.ndl.go.jp/ca2012