【イベント】合同会社結creation、「水損資料レスキュー講習会」(12/12・奈良県)

2025年12月12日、合同会社結creationの主催により、「水損資料レスキュー講習会」がなら歴史芸術文化村(奈良県天理市)において開催されます。

事前防災の心構えと、水害や焼損によって被災した紙資料の応急処置に必要な知識を学び、実習をとおして技術の取得を目指す講習会とあります。

主なプログラムは次のとおりです。

●ワークショップ:災害時における資料救出を考える―水損資料レスキューのシミュレーション―
 天野真志氏(国立歴史民俗博物館)

●講演:水損資料レスキューへの心構え
 甲斐由香里氏(三重県総合博物館)

地域の防災に関心のある人、地域資料の扱い方を勉強したい人、学芸員、図書館司書など資料や図書を扱う人などが対象です。参加費は無料で、定員20人(要事前申込み)です。

水損資料レスキュー講習会のお知らせ(歴史文化資料保全の大学・共同利用機関ネットワーク事業)
https://pres-network.jp/news/post-047/
https://pres-network.jp/wp-content/uploads/2025/11/20251212_ad.pdf
※二つ目のURLはチラシ[PDF:686KB]です。

参考:
【イベント】国立大学図書館協会中国四国地区協会、講演会「大学図書館と防災(資料の災害対策編)~日々の対策から災害救済まで」(12/15・岡山県、オンライン) [2025年11月17日]
https://current.ndl.go.jp/car/262118

E2782 – 第35回保存フォーラム:被災資料への対応<報告>
カレントアウェアネス-E No.499 2025.4.17
https://current.ndl.go.jp/e2782

E2482 – 第32回保存フォーラム:図書館における資料防災<報告>カレントアウェアネス-E No.432 2022.03.24
https://current.ndl.go.jp/e2482

正保五月. 水損資料を救うために. カレントアウェアネス. 2017, (331), CA1891, p. 2-4.
http://current.ndl.go.jp/ca1891