2025年12月4日、国立国会図書館(NDL)は、第36回保存フォーラムを東京本館(東京都千代田区)において開催します。
テーマは「紙資料の修理・修復の基礎―保存の理念と事例から学ぶ―」です。簡易補修の背景にある修理・修復の基本的考え方や手法への理解を深めることを趣旨として開催します。
主なプログラムは次のとおりです。
●基調報告「近現代紙資料の保存と修復」
金山正子氏(元・元興寺文化財研究所研究員)
●事例報告1「国立公文書館における資料の修復」
阿久津智広氏(国立公文書館業務課課長補佐(保存担当))
●事例報告2「国立国会図書館における紙資料の修理・修復―和装本保存係の業務を中心に―」
正保五月(国立国会図書館収集書誌部資料保存課和装本保存係長)
●意見交換
●質疑応答
定員は80人(先着順)です。参加費は無料ですが、事前の申込みが必要です。なお、当日収録した動画(意見交換、質疑応答部分は除く)を、YouTubeの国立国会図書館公式チャンネルにおいて2025年12月11日(予定)から2026年3月31日まで掲載します。
第36回保存フォーラム(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/event/events/preservationforum36.html
参考:
E2782 – 第35回保存フォーラム:被災資料への対応<報告>
カレントアウェアネス-E No.499 2025.4.17
https://current.ndl.go.jp/e2782
