早稲田大学坪内博士記念演劇博物館、オンライン展示「失われた公演―コロナ禍と演劇の記録/記憶」を公開

2020年10月7日、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館は、オンライン展示「失われた公演―コロナ禍と演劇の記録/記憶」の公開を発表しました。

同展示は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため中止・延期となった演劇公演のチラシ画像等を、同館に資料を提供した団体の許諾を得て公開するものです。コーナー「チラシを閲覧する」には、各公演のチラシ画像等とそれについてのコメントが、コーナー「舞台関係者からのメッセージ」には、コロナ禍と同時代演劇、文化状況等に関する複数の舞台関係者からのメッセージが収録されています。

同館では、新型コロナウイルス感染症の影響下にある時間を演劇という視座から記録し、2020年に上演できなかった公演の記録/記憶を後世に伝えることを企図した取組を進めています。中止・延期公演の調査・情報収集、該当する公演関係資料の同館への寄贈呼び掛けを行っており、今回のオンライン展示でもコーナー「資料ご寄贈のお願い」が設けられています。

【お知らせ】オンライン展示「失われた公演―コロナ禍と演劇の記録/記憶」を公開しました(早稲田大学坪内博士記念演劇博物館, 2020/10/7)
http://www.waseda.jp/enpaku/info/11381/

失われた公演―コロナ禍と演劇の記録/記憶
http://www.waseda.jp/prj-ushinawareta/

参考:
早稲田大学坪内博士記念演劇博物館、劇団・劇場・関係団体に対し、新型コロナウイルス対応にともなう中止・延期公演に関する資料の提供を呼びかけ
Posted 2020年6月19日
https://current.ndl.go.jp/node/41277