文部科学省、『研究における不正行為』『研究費の不正使用』に関するガイドラインの見直し等に係る説明会を開催

文部科学省が、2014年3月13日、14日に「研究における不正行為」「研究費の不正使用」それぞれに係るガイドラインの見直しに関して、改正点及び運用上の注意事項等について説明する説明会を開催しました。その資料が公開されています。

説明会資料によると、ガイドラインに新たに盛り込まれる事項として、不正を事前に防止する取組として、研究活動における不正行為を抑止する環境の整備が挙げられており、各研究機関における一定期間の研究データの保存・公開を義務付けることなどが示されています。

『研究における不正行為』『研究費の不正使用』に関するガイドラインの見直し等に係る説明会」資料(文部科学省, 2014/3)(PDF26ページ)
http://www.mext.go.jp/a_menu/kansa/houkoku/__icsFiles/afieldfile/2014/03/17/1345095_01.pdf

公正な研究活動の推進に向けた「研究活動の不正行為への対応のガイドライン」の見直し・運用改善について(審議のまとめ)(文部科学省, 2014/2/3付)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/gijyutu/021/houkoku/1343910.htm

参考:
文部科学省、「研究活動の不正行為への対応のガイドライン」を見直し、各研究機関における一定期間の研究データの保存・公開を義務付ける案を提示
Posted 2014年1月31日
http://current.ndl.go.jp/node/25392

※2014年3月19日、一部の内容を訂正しました。