2015年10月6日、文部科学省の科学技術・学術審議会学術分科会第8期学術情報委員会が、「学術情報のオープン化の推進について(中間まとめ)」(2015年9月11日付け)を公表しました。
この中間まとめは、研究データ等の利活用による研究の加速化や効率化を図ること、及び研究のエビデンスとなるデータを保存・公開する意義とその方策を示すことを意図しており、基本的な考え方として、公的研究資金による研究成果のうち、論文及び論文のエビデンスとしての研究データは、原則公開とすべきであるとしています。
また、次の5点に関して、研究成果の公開についての基本的方策がまとめられています。
・論文のオープンアクセスについての取組
・論文のエビデンスとしての研究データの公開
・研究成果の散逸等の防止
・研究成果の利活用
・人材育成の取組
新着情報 最新1か月分の一覧(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html
※「平成27年10月06日」に「学術情報のオープン化の推進について(中間まとめ)」とあります。
学術情報のオープン化の推進について(中間まとめ)(文部科学省, 2015/9)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/036/houkoku/1362564.htm
学術情報のオープン化の推進について(中間まとめ)(概要)(PDF: 111KB)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/036/houkoku/__icsFiles/afieldfile/2015/10/06/1362564_1.pdf
学術情報のオープン化の推進について(中間まとめ)(PDF: 313KB)
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2015/10/06/1362565_1.pdf
第8期学術情報委員会(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/036/index.htm
参考:
E1681 – 内閣府の検討会によるオープンサイエンスに関する報告書
カレントアウェアネス-E No.282 2015.06.04
http://current.ndl.go.jp/e1681