不況下でも図書館予算の削減は望まず:テキサス州図書館協会が意識調査の結果発表

テキサス図書館協会は、公共図書館と学校図書館に関する意識調査の結果を公表しました。この調査は2008年10月17日から11月2日にかけて、登録有権者1,201名に対して電話で行われたものです。
質問項目と単純集計のほか、性別や居住地域、年齢、年収、支持政党などとのクロス集計をおこない、分析を加えています。
主要な調査結果は、以下のとおりです。

・コミュニティにおける図書館の存在について、79%が「とても重要」と回答
・不況下において、公共図書館は家庭や求職者に重要な情報をもたらすと、10人中9名が回答
・職業訓練、求職情報、地域のビジネス情報提供の拠点として、公共図書館が経済をサポートすると、83%が回答
・学校図書館は教育にとって必要不可欠な存在であると、99%が回答
・州の基準を満たす学校図書館や学校図書館司書を、各公立学校が生徒に提供することを求める法律を、93%が「支持する」と回答
・納税額に見合う価値が、公共図書館には存在すると、94%が回答
・公共図書館は、さらなる助成を受ける資格があると、87%が回答

TLA Texas Voter Survey on Libraries
http://www.txla.org/html/pr/survey.html