図書館システムに関する国際調査の2009年版が公表される

Marshall Breeding氏による、図書館システムに関する国際調査の第3回目となる2009年版の結果が公表されています。2009年11月から2010年1月の期間で実施され、英語圏を中心とする56か国からの2,098の回答があったとのことです。各種の図書館システムについて、システムそのものやサポート体制についての満足度をランキング形式でまとめた表も掲載されています。概して、小規模な図書館向けのシステムは満足度が高く、大規模図書館向けや多種の図書館に対応したシステムは、評価がばらついているとのことです。また、個別のシステムごとの詳細な評価もみることができます。

Perceptions 2009: An International Survey of Library Automation(主要システムについての満足度の表あり)
http://www.librarytechnology.org/perceptions2009.pl

Select an ILS Product(個別のシステムについての詳細)
http://www.librarytechnology.org/survey-2008-product-select.pl

Perceptions 2009: An International Survey of Library Automation(2010/1/25付けPeter Scott’s Library Blogの記事)
http://xrefer.blogspot.com/2010/01/perceptions-2009-international-survey.html

参考:
図書館システムの国際アンケート調査2008年版、結果発表
http://current.ndl.go.jp/node/11582