ワープロソフトのフォーマットの文書をNLM DTD形式に変換できるブラウザベースのツール“Lemon8-XML”

ワープロソフトのフォーマット(doc、rtf、wpt、odt形式など)で作成されている文書を、ウェブブラウザを通じて利用者がほとんど何もすることなく、簡単にNLM DTD形式のXMLに変換し、元の文書の構造を解析して抄録、メタデータなどを付与できるオープンソースソフトウェア“Lemon8-XML”がベータ版として公開されています。オープンソースの電子ジャーナル発行システムOJS(Open Journal Systems)との連携機能もあります。なお変換に関しては、現在のところodt形式(OpenDocument)のものが最もうまく変換できるとのことです。また将来的には、NLM DTD形式以外のXMLフォーマット(MathML、SVGなど)に対応することも検討しているとのことです。

Lemon8-XML
http://www.lemon8.org/

November 17, 2008付けCatalogablogの記事
http://catalogablog.blogspot.com/2008/11/lemon8-xml.html

参考:
E096 – NLMが電子雑誌論文の出版・保存・交換に関する標準モデルを発表
http://current.ndl.go.jp/e096