孤児著作物(Orphan Works)に関する議論は、書籍をターゲットとするものが目に入りがちですが、絵画や彫刻などの美術作品でも、著作権者が行方不明になった、「迷子」の作品たちが存在しているようです。
さまざまなデジタル画像にメタデータを付与して、利用やアクセシビリティの改善を進めるために設立されたMILE (Metadata Image Library Exploitation) が、欧州委員会(EC)の“eContentplus”プロジェクトの助成を受けて、Orphan Worksとなった美術作品の著作権者を探し出すためのデータベース“Orphan Works”を作成しています。
Orphan Works
http://orphanworks.ssl.co.uk/
MILE (Metadata Image Library Exploitation)
http://mileproject.eu/
Metadata Image Library Exploitation’s Orphan Works Database
(DigitalKoans 2008年7月11日記事)
http://www.escholarlypub.com/digitalkoans/2008/07/11/metadata-image-library-exploitations-orphan-works-database/