米国の市場調査会社・Harris Interactive社が、2007年6月に行った、子どもの図書館利用に関する調査結果を発表しています。この調査は米国図書館協会(ALA)の委託により行われたもので、8歳から18歳までの子どもが対象です。回答者は1,262人でした。
この調査によると、以下のようなことがわかったそうです。
・公共図書館の利用者カードを持っている:78%
・過去1年に公共・学校図書館の両方を利用した(ウェブサイトを含む):42%
公共図書館だけを利用した(同):24%
学校図書館だけを利用した(同):21%
・○○であれば、公共図書館をもっと利用する、の○○
⇒1位:もっと近くにある(38%)、2位:もっと面白い資料がある(32%)、もっと面白いイベントがある(32%)
・○○であれば、学校図書館をもっと利用する、の○○
⇒1位:もっと面白い資料がある(33%)、2位:自分が求めている情報をコンピュータがブロックしていない(25%)、3位:もっと面白いイベントがある(22%)
American Library Association: Youth and Library Use Study – Harris Interactive
http://www.ala.org/ala/yalsa/HarrisYouthPoll.pdf
Kids Want More Interesting Materials, Longer Hours at Libraries – School Library Journal
http://www.schoollibraryjournal.com/article/CA6464396.html