東京大学史料編纂所、海の見える杜美術館(広島県)が所蔵する「岩倉具視関係史料」の画像を公開

2022年10月3日、東京大学史料編纂所が、海の見える杜美術館(広島県廿日市市)と連携し、同館所蔵の「岩倉具視関係史料」の画像を公開したと発表しました。

発表によると、両者は2019年度から研究協力関係を結び、同館が所蔵する「岩倉具視関係史料」の調査・研究を進めてきました。資料の総数は約1,700点で、幕末から明治にかけての岩倉具視宛の書簡等が含まれており、2013年に国の重要文化財に登録されたと述べられています。

2022年10月時点で約4,165点の画像が公開されており、東京大学史料編纂所が運営する「Hi-CAT Plus」から検索・閲覧できます。クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの表示4.0国際(CC-BY 4.0)に準拠した画像利用規定のもと、利用できるとしています。

ニュース(東京大学史料編纂所)
https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/news
※2022年10月3日付で、「本所は2022年10月3日(月)、海の見える杜美術館と連携し、Hi-CAT Plus データベースより同館所蔵岩倉具視関係史料(重要文化財)の画像をWeb公開しました。」と掲載されています。

海の見える杜美術館所蔵「岩倉具視関係史料」デジタル画像のWeb公開(東京大学, 2022/10/3)
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/articles/z0206_00017.html

Hi-CAT Plus区分: 史料群:海の見える杜美術館所蔵「岩倉具視関係史料」 画像データの利用(東京大学史料編纂所)
https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/faq/reuse_umam/

参考:
東京大学史料編纂所、滋賀県立琵琶湖博物館所蔵の「東寺文書」をデジタルアーカイブで公開
Posted 2021年12月9日
https://current.ndl.go.jp/node/45311

東京大学史料編纂所、国内外に所在する資料の画像データベースHi-CAT Plusの所外公開を開始:宮内庁書陵部図書寮文庫所蔵史料(家わけ)の目録・画像データが閲覧可能に
Posted 2020年3月5日
https://current.ndl.go.jp/node/40406