書籍のオープンアクセス出版発展を目指すプロジェクトCOPIM、“Open Book Collective”の組織モデルを発表

2022年9月2日、書籍のオープンアクセス出版発展を目指すプロジェクト“Community-led Open Publication Infrastructures for Monographs(COPIM)”が、同プロジェクトの一環として始めた“Open Book Collective(OBC)”の組織モデルを発表しました。

発表の中では、OBCの運営は多様な利害関係者との協議に基づいてデザインされ、会員制・コミュニティ主導型・民主的・公平・透明なガバナンスであること、検討にあたってオープンインフラのコミュニティ主導の運営に関する事例調査等を行ったこと等が述べられています。

組織モデルに関するウェブページでは、OBCの使命と原則、取り組むこと、メンバー、会員資格、組織関係・構造と責任等がまとめられています。

Open Book Collective: A Model for Open Community-led Governance(COPIM, 2022/9/2)
https://copim.pubpub.org/pub/open-book-collective-a-model-for-open-community-led-governance/release/1

Open Book Collective: Our Organisational Model(COPIM, 2022/9/2)
https://copim.pubpub.org/pub/open-book-collective-our-organisational-model/release/1

参考:
持続可能で公平な書籍のオープンアクセス出版に関するプロジェクト“Open Book Collective”の背景と取組(記事紹介)
Posted 2022年6月16日
https://current.ndl.go.jp/node/46329

書籍のオープンアクセス出版発展を目指すプロジェクトCOPIM、オープンインフラストラクチャーのコミュニティガバナンスに関する報告書を公開
Posted 2022年5月12日
https://current.ndl.go.jp/node/46112

書籍のオープンアクセス出版発展のための基盤構築に取り組むプロジェクトCOPIM、大手商業出版社によるオープンアクセス基盤買収を懸念する声明を公表
Posted 2021年12月17日
https://current.ndl.go.jp/node/45344