北米研究図書館協会(ARL)、加盟図書館員の給与調査レポートの2020年版を刊行

2022年7月14日、北米研究図書館協会(ARL)は、加盟館の内123館を対象とした図書館員の給与調査レポートの2020年版“ARL Annual Salary Survey 2020”の刊行を発表しました。

115の大学図書館に勤務する1万626人と、8の非大学系図書館に勤務する3,514人のデータを分析対象としています。大学図書館のデータは、総合図書館・健康科学図書館・法律図書館に分けて報告されています。

発表の中では、米国の大学図書館職員の給与の中央値は7万6,400ドルであり、2019年から0.4%増加していること、マイノリティ(historically underrepresented groups)の図書館員の割合は17%であり、その内の64%が女性であること、大学図書館における女性職員の給与は男性の95.5%であること等が述べられています。

ARL Annual Salary Survey 2020 Reports Data on Professional Positions in Member Libraries(ARL, 2022/7/14)
https://www.arl.org/news/arl-annual-salary-survey-2020-reports-data-on-professional-positions-in-member-libraries/

参考:
北米研究図書館協会(ARL)、加盟図書館員の給与調査レポートの2019-2020年度版を刊行
Posted 2020年11月13日
https://current.ndl.go.jp/node/42518