フランス・ADBGV、図書館の標識の選考結果を発表

2022年6月30日、フランスの市町村立図書館長等が構成する“Association des directrices et directeurs des bibliothèques municipales et groupements intercommunaux des villes de France”(ADBGV)が、図書館の標識の選考結果をFacebookで発表しました。

ADBGVが主導するプロジェクト“Une enseigne pour les bibliothèques”によるものです。同プロジェクトは、郵便局のロゴのように、図書館が存在することがわかるような標識を提案することを目的としています。

今回、提出された5つの案から1つが選ばれました。青い蝶の形をしており、紹介動画の中では、出会い(rencontre)の場所を表す「交差」、受け入れる(accueil)場所を表す「ハート」のモチーフが含まれていることが示されています。また、羽の形が図書館“bibliothèque”の頭文字“B”、軸の部分が図書の背表紙を基にしていること等が紹介されています。標識の設置は2022年秋に行われる予定です。

@ADBGV(Facebook, 2022/6/30)
https://www.facebook.com/ADBGV/posts/pfbid0woDASCujsziLXZogXABCTW7PxhKVMSRVQ5qtQk16xggXnQjcSsjZ7YvXVwRKq3U5l

Les propositions d’enseigne(Les propositions d’enseigne)
https://enseignebibliotheques.fr/les-propositions-denseigne/

参考:
フランス・国民議会、図書館および公読書の発展に関する法案を可決:書籍の経済を見直し、関係者間の公平性・信頼を強化する法案も同日に可決
Posted 2021年10月11日
https://current.ndl.go.jp/node/44957