米・ワシントン大学図書館によるアクセシビリティ監査(記事紹介)

米国のワシントン大学図書館のブログ“UW Libraries Blog”に、2022年5月19日付けで、5月の第3木曜日が“Global Accessibility Awareness Day”であることにちなみ、同大学図書館と同大学出版物に対するアクセシビリティ監査についての記事が公開されました。

記事によると、図書館で提供している約650のコンテンツ等について、キーボードのみを使用してアクセスでき、結果を取得できるかを調査し、その結果を公表したとしています。その他、アクセシブルな製品を作るために、図書館員は企業に責任を持たせることが重要であること等が述べられています

Inside and Out: Working with Vendors to Improve Accessibility(UW Libraries Blog, 2022/5/19)
https://sites.uw.edu/libstrat/2022/05/19/inside-and-out-working-with-vendors-to-improve-accessibility/

Library E-Resource Accessibility Testing(University of Washington Libraries, 2022/2/3)
https://www.lib.washington.edu/services/accessibility/e-resource-testing

参考:
機関リポジトリ収録コンテンツのアクセシビリティに関する調査(文献紹介)
Posted 2020年8月28日
https://current.ndl.go.jp/node/41848

E2268 – 英国の機関リポジトリにおけるウェブアクセシビリティ対応
カレントアウェアネス-E No.392 2020.06.11
https://current.ndl.go.jp/e2268