米・EveryLibrary Institute、健康とリテラシーに関する報告書を公開

2022年2月17日、米国における図書館のための政治活動委員会EveryLibraryの関連組織であるEveryLibrary Instituteが、リテラシーと健康の関係性に関する報告書“Literacy and Health Outcomes Report: A Policy Roadmap for Library Leaders”の公開を発表しました。

ウェブサイトに掲載されている紹介文では、健康に関するリテラシー向上のためのサービスの理解・実施に係る最近の話題を整理するとともに、推奨事項を示していると説明されています。主な推奨事項として、健康に関するリテラシー向上のために、政府機関等がどのように図書館を利用・支援していくべきか、図書館がどのように資金提供等を受けるべきか等についてまとめているとあります。

上記報告書は、EveryLibrary Instituteのウェブサイト上で無料公開されていますが、閲覧には氏名・メールアドレス等の登録が必要です。

Literacy and Health Outcomes Report Released(EveryLibrary Institutem, 2022/2/17)
https://www.everylibraryinstitute.org/literacy_and_health_outcomes_report_released

Literacy and Health Outcomes Report: A Policy Roadmap for Library Leaders(EveryLibrary Institutem)
https://www.everylibraryinstitute.org/literacy_health_outcomes_report_2022

参考:
米国図書館協会(ALA)、図書館が地域の信頼できる健康情報提供機関であるとの認知度向上のために作成した「健康リテラシーツールキット」を更新
Posted 2018年10月26日
https://current.ndl.go.jp/node/36917

CA1937 – 動向レビュー:国内の公共図書館における健康医療情報サービスの最近の動向 / 池谷のぞみ
カレントアウェアネス No.337 2018年9月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1937