米・スミソニアン協会、所蔵作品の画像等約280万点をCC0で公開

2020年2月25日、米・スミソニアン協会が、既に公開している同協会の470万点を超すデジタルコレクションのうち約280万点の著作権による利用制限を解除し、“Smithsonian Open Access”においてCC0で公開したと発表しています。

同コレクションには、同協会の博物館・研究所・図書館・アーカイブズ・動物園が提供した高精細の2D・3D画像のほか、研究データ、メタデータも含まれます。

今後も同取組は継続され、2020年後半までに300万点を超す画像がCC0で公開される予定です。

Smithsonian Releases 2.8 Million Free Images for Broader Public Use(Smithsonian Institute, 2020/2/25)
https://www.si.edu/newsdesk/releases/smithsonian-releases-28-million-free-images-broader-public-use

Smithsonian Open Access
https://www.si.edu/openaccess

参考:
フランス・パリ市内の14のミュージアムを管理する公共団体Paris Musees、各館の所蔵品画像10万点以上をCC0ライセンスで公開
Posted 2020年1月10日
https://current.ndl.go.jp/node/39932

米・クリーブランド美術館(CMA)、所蔵作品の高精細画像及びメタデータをCC0ライセンスで公開
Posted 2019年1月25日
https://current.ndl.go.jp/node/37450

米・シカゴ美術館、所蔵作品の画像をCC0ライセンスで公開
Posted 2018年10月26日
http://current.ndl.go.jp/node/36919

米・メトロポリタン美術館、画像37万5,000点を、CC0ライセンスで公開
Posted 2017年2月8日
http://current.ndl.go.jp/node/33418

所蔵作品デジタル化の魁・アムステルダム国立美術館“Rijksmuseum”(記事紹介)
Posted 2015年5月28日
http://current.ndl.go.jp/node/28564