2021年12月21日から2022年2月11日まで、オーストラリア・インフラ・運輸・地方開発・通信省が、著作権法改正案への意見募集を実施しています。
コンテンツ制作者のインセンティブや保護を維持しつつも、デジタル環境において著作権保護対象のコンテンツへのアクセスを適切に支援することを目的とした改正です。主な改正項目として、「オーファンワークスの利用」「非営利目的の引用に関するフェアディーリングの例外規定」「図書館・公文書館に関する例外規定」「教育に関する例外規定」「政府の法定ライセンスの合理化」が挙げられています。その他、技術的保護措置に関する規定等についても見直しを行っているとしています。
意見募集に際して、改正案の他、ディスカッションペーパーも併せて公開されています。
Have your say on draft copyright reform legislation(Department of Infrastructure, Transport, Regional Development, Communications)
https://www.infrastructure.gov.au/have-your-say/have-your-say-draft-copyright-reform-legislation
参考:
オーストラリア政府、著作権法を改正予定であることを発表:デジタル環境での資料へのアクセス支援のため
Posted 2020年8月14日
https://current.ndl.go.jp/node/41745