2016年3月23日、英国文化・メディア・スポーツ省と地方自治体協会によって設立されたLibraries Taskforceが、“Libraries Deliver: an Ambition for Libraries in England 2016-2021”の草案を発表しています。
2014年12月に発表された英国の公共図書館サービスに関する報告書“Independent Library Report for England”やLibraries Taskforceの2015年上半期の進捗レポートにおいて、英国政府とLibraries Taskforceの公共図書館に関する共有ビジョンを定めた文書の公表が求められたのをうけて作成されたもので、公衆の期待の変化を考慮して図書館の進化しつつある役割を検討し、将来のビジョンを提示、その達成方法を議論しているとのことです。
オンラインアンケート(6月3日まで)や、各地でワークショップを実施し、それらを受けて、文化・メディア・スポーツ省と連携して、2016年夏には最終版を公開する予定とのことです。
Have your say on Libraries Deliver: an Ambition for Public Libraries in England 2016-2021(Libraries Taskforce Blog,2016/3/23)
https://librariestaskforce.blog.gov.uk/2016/03/23/have-your-say-libraries-deliver-an-ambition-for-libraries-in-england-2016-2021/
Libraries Deliver: Ambition for Public Libraries in England 2016-2021
https://www.gov.uk/government/consultations/libraries-deliver-ambition-for-public-libraries-in-england-2016-2021
参考:
英国・Libraries TaskForce、2015年の上半期の進捗レポートを公表 2016年の3月までに99%の公共図書館で無料のWiFiが利用可能の見込み
Posted 2015年11月27日
http://current.ndl.go.jp/node/30075
英国の文化・メディア・スポーツ省等、英国の公共図書館サービスに関する報告書を公開
Posted 2014年12月19日
http://current.ndl.go.jp/node/27680