マルコムXが収監されていたと思われる独房にマイクロライブラリーを設置(記事紹介)

英・Guardian紙による2021年12月7日付の記事で、米国の刑務所に1,000のマイクロライブラリー“Freedom Library”を設置するプロジェクトが紹介されています。

米国の詩人・弁護士のReginald Dwayne Betts氏が、アンドリュー W.メロン財団の支援を受けた同氏の慈善団体Freedom Readsにより進めている取組です。

記事の中では、第1弾として、マルコムXが1940年代に収監されていたと思われる独房にマイクロライブラリーを設置したと述べています。マルコムXの自伝やディケンズ、スタインベックの作品等、フィクション・ノンフィクションを幅広く置いているとあります。

Malcolm X’s former prison cell becomes first of 1,000 planned ‘freedom libraries’(The Guardian, 2021/12/7)
https://www.theguardian.com/books/2021/dec/07/malcolm-x-former-prison-cell-becomes-first-of-1000-planned-freedom-libraries-

参考:
米・ITHAKA、投獄中の学生にJSTORへのアクセスを提供するためアンドリュー W.メロン財団から助成金を獲得
Posted 2021年10月11日
https://current.ndl.go.jp/node/44955