2021年9月21日、ユネスコは、記録遺産の保存に関する政策対話“Documentary Heritage at Risk: Policy Gaps in Digital Preservation”の報告書を公開したことを発表しています。
この政策対話は、政治的・社会的・環境的動向がデジタル保存のための政策立案に与える影響に焦点を当て、2020年10月に開催されました。当日の記録動画もYouTube上で公開されています。
発表によれば、同報告書はユネスコ「世界の記憶」プログラムの国際諮問委員会保存小委員会が作成したものであり、記録遺産のデジタル保存に関する国際的な政策アジェンダのために優先的に取り組むべき課題を示しています。
Major policy gaps in digital preservation outlined in a UNESCO Policy Dialogue report(UNESCO, 2021/9/21)
https://en.unesco.org/news/major-policy-gaps-digital-preservation-outlined-unesco-policy-dialogue-report
Documentary heritage at risk: Policy gaps in digital preservation [PDF:29ページ]
https://en.unesco.org/sites/default/files/documentary_heritage_at_risk_policy_gaps_in_digital_preservation_en.pdf
関連:
UNESCO Policy Dialogue on Safeguarding Documentary Heritage at Risk(Youtube)
https://www.youtube.com/watch?v=7unG4nZ-Xbs
https://www.youtube.com/watch?v=-09-M8ey8FA
※政策対話“Documentary Heritage at Risk: Policy Gaps in Digital Preservation”の記録動画(2分割)です。
参考:
E2200 – 組織内でデジタル保存の重要性を説明するためのガイド
カレントアウェアネス-E No.380 2019.11.21
https://current.ndl.go.jp/e2200
CA918 – 「世界の記憶」:ユネスコの新規プログラム / 安江明夫
カレントアウェアネス No.173 1994.01.20
https://current.ndl.go.jp/ca918