2021年10月27日、科学技術振興機構(JST)と国際STM出版社協会(STM)日本支部が、第2回J-STAGEセミナー 「研究成果発信の多様化とジャーナル:研究公正、出版物、プレプリントの品質および査読の役割」(JST-STMジョイントセミナー「学術出版における変革:研究公正、出版物、プレプリントの品質および査読の役割」)をオンラインで開催します。
前半のセッションはJSTが主催であり、研究成果発信形態の動向やプレプリントと学術誌の関係、プレプリントポリシーに関する事例等の紹介が行われます。後半のセッションはSTMの主催であり、研究公正分野におけるSTMの活動概要、研究評価の役割、プレプリントについて発表されます。
参加費は無料で、事前の申し込みが必要です。
当日の主な内容は以下の通りです。
●第1部:J-STAGEセミナー
・基調講演「新しい研究成果発信形態の動向(仮)」
引原隆士氏(京都大学)
・「プレプリントと学術誌の関係性:一研究者と学術誌編集委員長の立場から(仮)」
高井研氏(海洋研究開発機構)
・「Japanese Journal of Infectious Diseases誌(JJID)におけるプレプリントポリシーと今後の展望(仮)」
阿戸学氏(国立感染症研究所)
●第2部:STMセミナー
・「Improving Research Integrity through Collaboration & Technology」
Joris van Rossum氏(STM Director for Research Integrity)
・「Preprints, journals, and the balance of speed and quality in research dissemination」
Theodora Bloom氏 (The BMJ)
・「How to evaluate the quality of research publications: problems and suggestions」
小泉周氏(自然科学研究機構)
●第3部:JST、STM合同パート
・パネルディスカッション
各発表者
モデレータ:小賀坂康志氏(JST)
お知らせ一覧(J-STAGE)
https://www.jstage.jst.go.jp/static/pages/News/TAB1/Current/Page1/-char/ja
※2021年9月17日の欄に、「2021年10月27日 JST-STMジョイントセミナー(2021年度第2回J-STAGEセミナー)を開催します。」が掲載されています。
イベント情報(J-STAGE)
https://www.jstage.jst.go.jp/static/pages/News/TAB4/Page1/-char/ja#2109/17
参考:
【イベント】2021年度第1回J-STAGEセミナー「研究成果発信の多様化とジャーナル:査読の改善に向けて」(7/28・オンライン)
Posted 2021年6月16日
https://current.ndl.go.jp/node/44216
科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、報告書「プレプリントとジャーナル論文の差異: bioRxivを用いた試行」を公表
Posted 2021年8月23日
https://current.ndl.go.jp/node/44652