2021年9月22日から10月14日まで、文化審議会著作権分科会基本政策小委員会が、「簡素で一元的な権利処理」の在り方に関する意見募集を実施しています。
過去の放送番組等のデジタルアーカイブ・配信をはじめとした、コンテンツの利用促進による新たな対価の創出が期待される場面を想定したものです。具体的な方策として、権利情報データベースの構築・集中管理の促進、拡大集中許諾制度による権利処理、現行の裁定制度の改善等が挙げられています。
文化審議会著作権分科会基本政策小委員会「簡素で一元的な権利処理」の在り方に関する意見募集の実施について(文化庁, 2021/9/21)
https://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/public_comment/93389201.html
文化審議会著作権分科会基本政策小委員会「簡素で一元的な権利処理」の在り方に関する意見募集の実施について(e-Gov)
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185001186&Mode=0
参考:
E2075 – IFLAの拡大集中許諾制度(ECL)に関する報告書
カレントアウェアネス-E No.357 2018.11.08
https://current.ndl.go.jp/e2075
「音楽権利情報検索ナビ」が公開:平成29年度文化庁「コンテンツの権利情報集約化等に向けた実証事業」の一環
Posted 2018年2月2日
https://current.ndl.go.jp/node/35420
E2277 – 文化庁長官裁定制度による明治期地方紙のインターネット公開
カレントアウェアネス-E No.394 2020.07.09
https://current.ndl.go.jp/e2277