2021年5月19日、米国の州立図書館機構の長で構成されるCOSLA(Chief Officers of State Library Agencies)が、労働力開発や事業開発における公共図書館の役割に関する文献レビューの草案(2021年1月付)をウェブサイトで公表しています。
労働力開発の試行的な評価プロジェクトの第1フェーズとして、次の段階の取組での情報等とするために作成されたもので、次の3つの観点で文献レビューが行われています。
・労働力開発や事業開発における公共図書館の役割に関する文献の統合
・図書館の既存のアウトカムや評価プロセスのレビュー
・労働力開発分野におけるアウトカムを評価するための現在の取組に関するレビュー
これらの要素は、同プロジェクトの研究の枠組み、データ収集計画、分析視覚のために役立てられます。
Draft Literature Review: Public Library Roles in Workforce and Business Development(COSLA,2021/5/19)
https://www.cosla.org/News/ArtMID/473/ArticleID/99/Draft-Literature-Review-Public-Library-Roles-in-Workforce-and-Business-Development
https://www.cosla.org/DesktopModules/EasyDNNNews/DocumentDownload.ashx?portalid=0&moduleid=473&articleid=99&documentid=20
※二つ目のリンクが文献レビューの草案です[PDF:528.22KB]
参考:
米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)と州立図書館機構の長で構成されるCOSLA、公共図書館収集データ調査について協力
Posted 2016年10月11日
https://current.ndl.go.jp/node/32702
米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)・州立図書館機構の長で構成されるCOSLA、“Measures that Matter”プロジェクトの第2フェーズを発表:公共図書館の活動と労働力開発・地域の幸福度の関係性を調査
Posted 2019年9月10日
https://current.ndl.go.jp/node/38983
米・フィラデルフィア公共図書館、リテラシー向上・労働力開発・中小企業振興等に与えた図書館の影響を調査した報告書を公開
Posted 2018年4月13日
https://current.ndl.go.jp/node/35845