米・ヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)、IBM社と連携し、新技術や職場で必要な知識を学ぶための若者向けオンライン学習プラットフォームを無償提供

2021年5月17日、米国図書館協会(ALA)のヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)は、多様な若者が重要な専門的技術を身につけることを支援するために能力に応じた研修やウェビナーを提供することに関し、IBM社と連携すると発表しています。

若者が、人工知能やクラウドコンピューティングといった新しい技術を学び、また、職場で必要な基礎的な知識・技術を身につけるためのプラットフォームOpen P-TECHを、YALSAの会員と若者に対してIBM社が無償で提供する内容です。IBMが発行する認証バッジを得ることで、プロフェッショナル・ポートフォリオの作成や、 LinkedInのプロフィール、履歴書、大学の入学願書に記載することも可能です。

YALSAの会員は、学生の進捗状況の管理やディスカッションフォーラムの活性化といった、Open P-TECHの管理機能の活用方法について研修を受けます。

YALSA announces collaboration with IBM to bring focused career prep to diverse teens nationwide(ALA,2021/5/17)
http://www.ala.org/news/member-news/2021/05/yalsa-announces-collaboration-ibm-bring-focused-career-prep-diverse-teens

Young Adult Library Services Association(ヤングアダルト図書館サービス協会)と共同で、全米のティーンエイジャーにキャリアレディネス学習を提供(Open P-TECH,2021/5/18)
https://www.ptech.org/ja/open-p-tech/blog/young-adult-library-services-association-and-ibm/

参考:
米・ヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)、継続教育による10代向けサービスの改善に関する推奨事項をまとめた報告書を公開
Posted 2018年6月1日
https://current.ndl.go.jp/node/36093