2016年10月7日、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)と州立図書館機構の長で構成されるCOSLA(Chief Officers of State Library Agencies)は、米国の公共図書館で収集されたデータを分析評価するプロジェクトを開始しました。
この“Measures that Matter”プロジェクトの最終目標は、公共図書館の成果や諸活動、指標が、公共図書館の役割や価値、影響を実証する際に一貫して効果的に実証される枠組みをつくることです。
図書館の影響を測定するためのデータコレクションの価値が広く認識される一方で、近年、調査の増加が問題になっています。背景には、地方の図書館への負担増加や作業の重複と、データの持続的長期的なアクセスの不確実さについての調整の欠如があります。
IMLS and COSLA Announce Project to Develop Public Library Data and Outcomes Action Plan(IMLS、2016/10/7)
https://www.imls.gov/news-events/news-releases/imls-and-cosla-announce-project-develop-public-library-data-and-outcomes
IMLS and COSLA Announce Project to develop Public Library Data and Outcomes Action Plan(COSLA、2016/10/17)
http://www.cosla.org/documents/Press_Release_MtM_20161007.pdf
参考:
米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)、公共図書館の統計・概況調査の2014年度版のデータとデータの視覚化ツールを公開
Posted 2016年8月9日
http://current.ndl.go.jp/node/32280