2021年2月23日、国際図書館連盟(IFLA)は、虚偽の情報(disinformation)対策に関して、国際連合が実施した意見募集への回答を公開したことを発表しました。
意見募集は、意見および表現の自由の促進と保護に関する国連の特別報告者により行われました。回答では、メディアリテラシーおよび情報リテラシーが、表現の自由をはじめとした人権を制限することなく、虚偽の情報や誤った情報(misinformation)へ対応する上で有効であるということが主張されています。
その他、虚偽の情報に関する課題や対応、メディアや情報のエコシステム、対象者に合わせたアプローチ、メディアリテラシーと情報リテラシーの影響と有効性等に言及されています
Media and Information Literacy as a Reponse to Disinformation(IFLA, 2021/2/23)
https://www.ifla.org/node/93654
Input for Report on Disinformation [PDF:4ページ](IFLA)
https://www.ifla.org/files/assets/hq/call_for_inputs_on_misinformation_-_international_federation_of_library_associations_and_institutions.pdf
※回答の全文です。
参考:
国際図書館連盟(IFLA)、国際連合(UN)のアンケート“Human Rights and COVID-19”への回答内容を公開
Posted 2020年6月24日
https://current.ndl.go.jp/node/41321
国際図書館連盟(IFLA)、「フェイクニュースの見極め方」(COVID-19版)の日本語訳を公開
Posted 2020年5月19日
https://current.ndl.go.jp/node/40974
国際図書館連盟(IFLA)、政府・図書館への提言を含むフェイクニュースに関する声明を発表
Posted 2018年8月28日
https://current.ndl.go.jp/node/36550
国際図書館連盟(IFLA)情報への自由なアクセスと表現の自由に関する委員会(FAIFE)、図書館でのインターネットアクセスに関するガイドライン“IFLA Guidelines on Public Internet Access in Libraries”を公表
Posted 2019年8月29日
https://current.ndl.go.jp/node/38909