【イベント】AHEAD JAPAN一般公開シンポジウム2021「読書バリアフリー法によって大学図書館と障害学生支援室のコラボレーションはどう変わるか ~機関リポジトリを活用したアクセシブルなデジタルデータ共有~」(3/5・オンライン)

2021年3月5日、一般社団法人全国高等教育障害学生支援協議会(AHEAD JAPAN)が、ウェブ会議サービスZoom Webinarにより、一般公開シンポジウム「読書バリアフリー法によって大学図書館と障害学生支援室のコラボレーションはどう変わるか ~機関リポジトリを活用したアクセシブルなデジタルデータ共有~」をオンライン開催で実施します。

同シンポジウムでは、読書バリアフリー法の概要とねらい、大学等で製作された視覚障害者等用データの所在等を共有する仕組みの構築に向けた取組、高等教育機関における障害学生支援部局と大学図書館等の連携への期待等の紹介や、障害学生支援室と大学図書館が連携してアクセシブルな書籍を提供している先進事例の紹介、大学図書館と障害学生支援室のコラボレーションの在り方に関する議論などが行われます。

参加には事前の申込が必要です。主なプログラムは次のとおりです。

●開会挨拶
 白澤麻弓氏(筑波技術大学)

●趣旨説明
 中野泰志氏(慶應義塾大学)

●話題提供1「読書バリアフリー法の概要・ねらい(仮題)」
 小林美保氏(文部科学省男女共同参画共生社会学習・安全課)

●話題提供2「大学等で製作された視覚障害者等用データの所在等を共有する仕組みの構築に向けた取組(仮題)」
 土井大輔氏(文部科学省研究振興局参事官学術基盤整備室)

●話題提供3「北海道大学附属図書館における障害学生支援の実際(仮題)」
 長嶋岳生氏(北海道大学附属図書館)

●話題提供4「立命館大学図書館における障害学生支援の実際(仮題)」
 小中啓司氏(立命館大学図書館利用支援課)

●パネルディスカッション
 ・パネラー:
  小林美保氏(文部科学省男女共同参画共生社会学習・安全課)
  土井大輔氏(文部科学省研究振興局参事官学術基盤整備室)
  長嶋岳生氏(北海道大学附属図書館)
  小中啓司氏(立命館大学図書館利用支援課)
  近藤武夫氏(東京大学先端科学技術研究センター)
 ・司会:
  中野泰志氏(慶應義塾大学)

●閉会挨拶
 近藤武夫氏(東京大学)

AHEAD JAPAN 一般公開シンポジウム 2021(AHEAD JAPAN)
https://ahead-japan.org/seminar/2021-03/symp.html

参考:
E2268 – 英国の機関リポジトリにおけるウェブアクセシビリティ対応
カレントアウェアネス-E No.392 2020.06.11
https://current.ndl.go.jp/e2268

E2307 – 「読書バリアフリー基本計画」を読む
カレントアウェアネス-E No.399 2020.10.01
https://current.ndl.go.jp/e2307

CA1974 – 読書バリアフリー法の制定背景と内容、そして課題 / 野口武悟
カレントアウェアネス No.344 2020年6月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1974