【イベント】第4回東京大学学術資産アーカイブ化推進室主催セミナー「使われるデジタルアーカイブになるために」(2/16・オンライン)

2021年2月16日、第4回東京大学学術資産アーカイブ化推進室主催セミナー「使われるデジタルアーカイブになるために」がオンラインで開催されます。

2017年度から開始された東京大学デジタルアーカイブズ構築事業の2019年度の実施内容の紹介、および、デジタル画像の利活用に関する講演を行うもので、デジタルアーカイブの構築やデジタルコンテンツの利活用等、デジタルアーカイブを育てていくヒントを学内外問わずに共有することを目的としています。

Zoomウェビナーによるオンライン配信によって実施され、参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要で、定員は先着450人です。

内容は以下の通りです。

【プレセッション】
・東京大学デジタルアーカイブズ構築事業概要
大澤類里佐氏(東京大学附属図書館/学術資産アーカイブ化推進室)

・旧制帝国大学採鉱及冶金学科関係史料写真(工3号館図書室)と高山文庫大型図面(工14号館図書室)
梅谷恵子氏(東京大学工学・情報理工学図書館)

・東京帝国大学五十年史料・大型資料(南贍部洲大日本国正統図・阿蘭陀加比丹並妻子等之図・測地原稿図)
谷口瑞枝氏(東京大学附属図書館)

・アーカイブズポータルの連携に関する導入説明(仮)
松原恵氏(東京大学情報システム部/学術資産アーカイブ化推進室)

・質疑応答

・休憩

【セミナー】
[開会挨拶]
豊島陽子氏(東京大学附属図書館副館長/学術資産アーカイブ化推進室長)

[事例紹介]
・使われるための地道なデータづくりの話-コロナ禍だからできた「捃拾帖」のタグ付け-
中村美里氏(東京大学附属図書館/学術資産アーカイブ化推進室)

・大学院教育におけるデジタルアーカイブの活用:『あつまれ どうぶつの森』を題材に
小風尚樹氏(千葉大学人文社会科学系教育研究機構)

・学校教育で使われるアーカイブになるために:小学校・中学校でのジャパンサーチを活用した長期実践
大井将生氏(東京大学大学院 学際情報学府文化人間情報学コース)

・デジタルアーカイブ利活用基盤としてのジャパンサーチ
徳原直子氏(国立国会図書館 電子情報部)

・休憩

[パネルディスカッション]
・コーディネーター
中村覚氏(東京大学史料編纂所/学術資産アーカイブ化推進室)

・パネリスト
中村美里氏/小風尚樹氏/大井将生氏/徳原直子氏

[閉会挨拶]
江川和子氏 (東京大学附属図書館事務部長)

【2/16開催】第4回東京大学学術資産アーカイブ化推進室主催セミナー「使われるデジタルアーカイブになるために」(東京大学附属図書館)
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/contents/event/20210201

参考:
東京大学総合図書館、『東京帝國大學五十年史』編纂時に収集された資料群「東京帝国大学五十年史料」のうち295点の画像をオンライン公開
Posted 2020年3月27日
https://current.ndl.go.jp/node/406344

東京大学附属図書館、電子展示『捃拾帖』(くんしゅうじょう)を公開
Posted 2019年1月16日
https://current.ndl.go.jp/node/37384

東北大学附属図書館、「Go to 図書館」キャンペーンの一環として「百鬼夜行展」を開催:同館Twitter・Instagramで任天堂「あつまれ どうぶつの森」で使えるマイデザインを公開
Posted 2020年11月27日
https://current.ndl.go.jp/node/42638

【イベント】ジャパンサーチを使ってみた!~教育・研究・地域情報発信の現場から~(3/3・オンライン)
Posted 2021年2月1日
https://current.ndl.go.jp/node/43154

E2317 – ジャパンサーチ正式版の機能紹介
カレントアウェアネス-E No.401 2020.10.29
https://current.ndl.go.jp/e2317

CA1943 – 動向レビュー:デジタルアーカイブコンテンツの児童・生徒向け教育への活用をめぐって:米国・欧州の動向を中心に / 古賀 崇
カレントアウェアネス No.338 2018年12月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1943