様々な民族の人が同じ大学で学習・研究をするようになっている現在、大学の図書館職員も様々な民族の職員で構成される必要があるのではないか、という意識のもと、米国研究図書館協会(ARL)は加盟図書館を対象に図書館員の民族別構成を調査、1985〜86年と2005〜06年のデータを比較しました。分析の結果はARLのウェブサイトで見ることができます。
1985年当時と比べて2005年のデータでは、各職種においてマイノリティ(minority)の職員が占める割合が一定程度高くなってはいますが、管理職(manager)や館長(leader)など上位職についてはまだまだ白人が占める割合が高いようです。
Kaylyn Hipps. Diversity in the US ARL Library Workforce. ARL Bimonthly Report 246. June 2006.
http://www.arl.org/newsltr/246/diversitywkfc.html