米国研究図書館協会(ARL)は、例年加盟館図書館員の給与の調査を行っていますが、この度、最新の調査結果(2005〜06年)が発表されました。
これによると、21世紀に入ってしばらくは給与額が横ばいであったのに対して、今期は大幅に上昇したという特徴が見られます。年収の中間値(median salary)は大学図書館で57,074ドル(約668万円)、非大学図書館で76,083ドル(約891万円)となっており、それぞれ前年比3.3%、2.8%上昇しています。なお、全体の平均給与額は62,148ドル(約728万円)であったそうです。
Mark Young, Statistics Liaison. ARL Salary Survey Highlights. ARL Bimonthly Report 246.
http://www.arl.org/newsltr/246/salarysrvy.html