ユサコ株式会社、信頼できるジャーナル・ハゲタカジャーナルに関するCabells社提供のデータベース商品について総代理店契約を締結

ユサコ株式会社は2020年8月26日付の「ユサコニュース第319号」の中で、学術出版におけるジャーナルの評価・分析ツール等を提供する米国のCabells社の2件のデータベース商品について、総代理店契約を締結したことを発表しました。

ユサコ株式会社が総代理店契約を締結した商品はCabells社の“Cabells Journalytics”と“Cabells Predatory Reports”です。“Cabells Journalytics”は、信頼できるジャーナルの情報を提供するデータベースで、専門家の選定による18分野1万1,000誌の書誌情報、質評価メトリクス、エディターのコンタクト情報、投稿情報、オープンアクセス、採択率、募集中の論文情報などが収録されています。“Cabells Predatory Reports”は、ハゲタカジャーナル情報を検索できるデータベースで、専門家の選定による疑わしい雑誌のタイトル、ISSN、発行国、分野、ウェブサイトや、各タイトルの問題点などが収録されています。

ユサコニュース(ユサコ株式会社)
https://www.usaco.co.jp/u_news/
※2020/8/26欄に「8月のニュース (ユサコニュース第319号)」とあります。

Cabells:総代理店契約締結(ユサコニュース第319号)
https://www.usaco.co.jp/u_news/detail.html?itemid=1298&dispmid=605#un06

関連:
Cabells
https://www2.cabells.com/

Cabells Journalytics
https://www2.cabells.com/about-journalytics

Cabells Predatory Reports
https://www2.cabells.com/about-predatory

参考:
CA1960 – ハゲタカジャーナル問題 : 大学図書館員の視点から / 千葉 浩之
カレントアウェアネス No.341 2019年9月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1960

単なる“金もうけ”の疑いのあるオープンアクセス出版社のリスト(2013年版)
Posted 2012年12月10日
https://current.ndl.go.jp/node/22481

単なる“金もうけ”の疑いのあるオープンアクセス出版社のリスト(2014年版)
Posted 2014年1月7日
https://current.ndl.go.jp/node/25205

「ハゲタカ出版」のリストとブログの内容が削除される
Posted 2017年1月20日
https://current.ndl.go.jp/node/33292

匿名の研究者により続けられる「ハゲタカ出版」の監視(記事紹介)
Posted 2018年3月27日
https://current.ndl.go.jp/node/35731