浦幌町立博物館(北海道)、新型コロナウイルス関係資料の一部を紹介する「『コロナな世相』を語り継ごう」コーナーを設置:夏休み期間中には企画展「コロナな時代のマスク美術館」を開催予定

2020年5月20日、北海道の浦幌町立博物館が、収集された新型コロナウイルス関係資料の一部を紹介する「『コロナな世相』を語り継ごう」コーナーをロビーに設置したと発表しています。

また、同館の発行する『浦幌町立博物館だより』令和2(2020年)6月号において、市販のマスクの流通が改善したことから、夏休み期間中に、企画展「コロナな時代のマスク美術館」を開催予定であると発表しています。自作のマスクを、苦労した点、工夫した点などのメモとともに展示するものです。基本的には写真(マスクを着用している姿も歓迎)での募集ですが、現物の寄贈も受け付ける予定とのことです。

@urahoromuseum(Twitter, 2020/5/26)
https://twitter.com/urahoromuseum/status/1262871976021946368

『浦幌町立博物館だより』令和2(2020年)6月号 [PDF:1ページ]
https://www.urahoro.jp/chosya_shisetsu/kokyoriyo/museum/files/dayori202006.pdf

行事中止チラシや手作りマスク コロナで激変した日常を後世に 北海道・浦幌の博物館(毎日新聞,2020/5/23)
https://mainichi.jp/articles/20200523/k00/00m/040/144000c

参考:
浦幌町立博物館(北海道)、新型コロナウイルス感染症に関する資料を収集中:臨時休館ポスターやテイクアウト・タイムセール自粛・窓口時間短縮のお知らせ等
Posted 2020年5月7日
https://current.ndl.go.jp/node/40897

新型コロナウイルス感染症に関するデジタルアーカイブ研究会、「COVID -19に関するアーカイブ活動の呼びかけ」を発表
Posted 2020年5月12日
https://current.ndl.go.jp/node/40928

ニュージーランド国立図書館(NLNZ)、新型コロナウイルス感染拡大下の生活を記録化する方法を紹介:記録の寄贈も呼びかけ
Posted 2020年5月12日
https://current.ndl.go.jp/node/40921

中国国家図書館、中国における「新型コロナウイルス感染症との戦い」に関する資料のアーカイブ構築計画を発表
Posted 2020年5月18日
https://current.ndl.go.jp/node/40971

オーストラリア国立図書館(NLA)、新型コロナウイルス感染症関係のエフェメラを収集中
Posted 2020年5月20日
https://current.ndl.go.jp/node/40984

シンガポール国家図書館委員会(NLB)、シンガポール国立博物館(NMS)と共同で、新型コロナウイルス感染拡大下の体験の記録の提供を呼びかけ
Posted 2020年5月25日
https://current.ndl.go.jp/node/41020